世間には国の教育ローンから金融機関、クレジット会社まで数多くの「教育ローン」がありますが、その中でも最も金利の低いのが国の教育ローンで、固定金利で年利2.55%(残念ながら、低金利時代に向く「変動金利」方式はありません)です。
その国の教育ローンと比べても、日本学生支援機構の奨学金は卒業するまでは利息がつかない上、返済期間の利息も教育ローンの半分から6分の1以下です。
奨学金と教育ローンを比べれば、借金としての負担の軽さは奨学金に軍配が上がるのは誰でもわかります。
しかも、現在の奨学金制度は一昔前の『貧乏苦学生の救済措置』といったイメージとはまったくかけ離れていて、すでに説明してはたとおり、平均的な収入の家庭の受験生であれば、ほとんどの高校生が採用され、現役学生として利用しています。
入学金や入学年度の前納学費など支払期限に問題のあるものは別として、定常的な支出やトータル金額のかさむものは奨学金を利用したいものです。
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