日本学生支援機構の奨学金は、その目的に「経済的理由により修学に困難がある優れた学生等に対し、学資として奨学金を貸与します」と謳っています。
繰り返し説明しているように、支給の形式、金額から考えると学生の生活資金を補填する性格のものです。
つまり、本来は高等教育機関に在学する学生を対象として、進級時に審査を行い、採用になると新年度から月額貸与が開始される「在学採用」が基本です。
期間は年度の始まる4月から年度末の3月までの1年間。 (さらに…)
◆採用候補者の決定・通知
申込み基準を満たし、各学校で学校長の推薦を受けた人について日本学生支援機構が選考を行い、採用候補者を決定します。
決定時期については、在学する学校(出身校)に確認してください。
また、採用候補者決定通知等、選考結果は申込みを行った在学中の学校(卒業しているときは、つまり浪人中は出身校)へ送付されます。
なお、申込み基準に適合していれば必ず採用になるとは限らない点に注意してください。 (さらに…)
採用に当たっては、連帯保証人と保証人を立てるか、機関保証を選ぶか、それによって少々手続きが異なります。
日本学生支援機構ではこの保証制度とともに、個人信用情報機関を利用して貸与者情報の登録を行うことがあります。
このため、奨学生採用時に採用者全員に「個人信用情報の取扱いに関する同意書」の提出を要求しています。 (さらに…)